

このたび古楽研究会は1974年の鍋島元子による創設から40年の節目を迎えました。この節目を機に、来る3月29日に世田谷・松本記念音楽迎賓館にて記念の催しを開催する運びとなりました。
趣きある洋館の会場で、一日限りの「バロック名曲発見の会」を再演いたします。周知のとおり、毎年春の恒例行事だったこの音楽会には、現在活躍中の多くの古楽器奏者の方々も出演されました。今回の再演では、現会員とレッスン受講生、現講師陣総出演に加え、かつてこの音楽会に出演した旧会員、賛助会員の出演も予定しております。また音楽会終了後には、OG、OB他懐かしい皆様方との懇親パーティーも行います。
我が国の古楽器界を取り巻く状況は、古楽研究会が創設された1970年代当時とは激変いたしました。それに伴い当会の活動も、時代と共に変わってきたといえます。今回の記念企画では、これからの古楽研究会の道筋を皆様と共に考えていく催しにしたいとも思っております。どうぞ皆様、お誘い合わせの上ご来場をお待ちしております。
2015年2月
古楽研究会 Origo et Practica
代表 加久間朋子
*ご予約・お問い合わせ
古楽研究会事務局
E-mail : origoetp@rk2.so-net.ne.jp
TEL : 03-3530-6224
FAX : 03-3530-6265
春に好評だった「リコーダー・ワークショップ」の続編です。講師にリコーダー奏者の辺保 陽一氏を迎え、「なかなか聞けない」リコーダーの基礎的なテクニックを学びます。演奏レヴェルは問いません。
今回は第4回~第6回のご案内。各回だけのご参加も歓迎いたします。
当日はプラスチックのアルトリコーダーと筆記用具をお持ち下さい。
お申し込みは古楽研究会まで。
当日になってのキャンセルは受講料の全額をいただきますのでご注意ください。
第4回 12月13日(土) コンチタート奏法
第5回 1月24日(土) アンブシュア
第6回 2月28日(土) ダブルタンギング
各回17時~19時
古楽研究会 Space1Fにて
受講料 各回1回3000円 3回通し8100円

2014年10月18日(土)は、東日本大震災チャリティ ワンコイン・コンサート#41 の日です。
が、予定されておりました「トリオの愉しみ」は、急遽来年1月17日(土)に延期となりました。10月18日は、小池 香織(ガンバ)、宮崎 賀乃子(チェンバロ)のお二人でのご出演となります。ご了承ください。
東日本大震災チャリティ ワンコイン・コンサート ★#41
~ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ~
2014.10.18(土)15:00~
<演 奏> 小池 香織(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、宮崎 賀乃子(チェンバロ)
<入場料>500円(募金箱もあり)*すべて義援金として寄付します
<演奏曲>
M.マレ Marin Marais(1656-1728)
“ヴィオール曲集第3巻(1711年出版)組曲イ短調より”
プレリュード / 小さなガヴォット / グラン・バレ
L.クープラン Louis Couperin(1626-1661)
“フローベルガー氏を模倣したプレリュード”
J.J.フローベルガー Johann Jakob Froberger(ca.1616-1667)
“リチェルカーレ FbWV411”
“トッカータ FbWV108”
“パルティータ FbWV607”
L.クープラン
“ピエモンテ人”
M.マレ
“ヴィオール曲集第2巻(1701年)組曲ト長調より”
アルマンド-その変奏 / 悲しみのサラバンド /ロンド形式のシャコンヌ
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出演者サイト(宮崎賀乃子)www.kanokomiyazaki.com/
主催:古楽研究会 Origo et Practica
問合せはこちら→TEL.03-3530-7280
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オリゴでは今秋、会員並びにプライベートレッスン受講者と一般のバロック音楽愛好家を対象とする「アンサンブルをする会」を開催します。
ゲスト奏者を招いて気軽にチェンバロとの合奏を楽しむ催しです。
できるだけ多くの方に参加していただきたいので、事前の合わせ等は行わず、課題曲の中から任意に選択した曲を当日持ち寄り、ソリストと合わせてみましょう。課題曲は全楽章でなくても、できる範囲での抜粋でもかまいません。チェンバロ以外のバロック楽器を学んでいる方で、チェンバロと合奏してみたいという方の参加も歓迎します。当日はオリゴ嘱託講師によるワンポイントアドバイスや講評も受けられます。是非この機会に、バロックアンサンブルの楽しさを体験してください!皆様の参加をお待ちしています。
日時: 2014年11月9日(日) 14:00~17:00 (参加者多数の場合は延長あり)
会場: 古楽研究会Space1F
会費:
古楽研究会会員/会友/賛助会員/プライベートレッスン受講者 8000円
一般 10000円
ゲスト奏者
小野智子(バロックオーボエ) 洗足学園音楽大学卒業。モダンオーボエを小林裕、小川綾子の各氏に師事。大学卒業後バロックオーボエに出会い、三宮正満氏に師事。ウルビーノにてA.ベルナルディーニ氏のマスタークラス受講。A.トゥルンツィク氏のレッスン受講。現在モダン、バロック両方にて演奏活動の他にモダンオーボエの指導を行っている。oboeshop sammyにてリードケースを製作販売中。
上田朝子(バロックヴァイオリン) 桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部ヴァイオリン専攻卒業、同大学研究科作曲専攻卒業。現在、同大学カレッジ・ディプロマコース、バロックヴァイオリン専攻在学中。これまでにヴァイオリンを小林健次、江藤久美子、室内楽を藤井一興、作曲を石島正博、リュート・テオルボを金子浩、バロックヴァイオリンを寺神戸亮、戸田薫の各氏に師事。
課題曲
・バロックオーボエ
初級/テレマン ソナタ イ短調
中級/オトテール 組曲 ハ長調
・バロックヴァイオリン
入門/ヘンデル ソナタ ヘ長調 Op.1-12 1楽章
初級/コレッリ ソナタ ハ長調 Op.5-3
(中級課題についてはお問い合わせください)
※参加を希望される方、課題についてお問い合わせのある方は
古楽研究会(tel=03-3530-6224 e-mail=origoetp@rk2.so-net.ne.jp)
までご連絡ください。
古楽研究会の招待講師による講座が以下のように決まりました。
お知らせ致します。

『チェンバロ奏者の為の旋法入門講座』全2回
日時:9月13日(土)、10月4日(土) 14:00-16:00
場所:古楽研究会スペース1F
会費:2回通し 一般6,000円 / 会員・賛助会員・会友5,000円
(単発での受講は1回3,200円)
講師:桒形 亜樹子
お問合せ・申込 古楽研究会03-3530-6224 または origoetp@rk2.so-net.ne.jp まで
定員:各回30名 ご予約下さい
<講師からのレジュメ>
20世紀以降に生まれ、普通一般の音楽教育を受けた私達の耳は、意識せずに「長・短調」を基準に音列、音階を判断している事が多いのではないでしょうか。しかしヨーロッパのバロック以前の音楽を深く識るためには、旋法の概念を普通に持っていた作曲家達の耳に少しでも近づく事が必要です。数十年前に流行った(?!)フィクタを何もつけないほうが旋法っぽい、というような意見も実のところどうなのでしょうか?この講座では、まずは旋法の成り立ちのおさらいから始め、なるべく実践に結びつくように鍵盤曲例を多く取り上げ、皆さんと一緒に考える時間としたいと考えています。
講師プロフィール
東京藝術大学作曲科を経てデトモルト、シュトゥットガルト音大チェンバロ科卒。仏、セルジー国立地方音楽院等で教鞭を取る。パリ、ブリュージュ、ライプツィヒ国際コンクール上位入賞。現在東京藝術大学にて「古楽ソルフェージュ」担当、松本市音楽文化ホール講師。

オリゴの友人としてすでにお馴染みのフィンランド・シベリウス・アカデミー古楽器科教授で、フラウト・トラヴェルソ、リコーダー奏者のヤリ・プハッカ氏が、五月に来日します。
毎年この時期に来日されていて、オリゴでコンサートや公開レッスンをしています。
いつもヤリさんの来日を心待ちにしている、常連のレッスン生の方達もいらっしゃるんですよ!
今年は5月11日(日)にレッスンを予定しています。
トラヴェルソとリコーダー、そしてモダンフルートでのレッスン受講も可能です。
ただし受講曲目はバロック時代の作品に限ります。
受講料は一人12000円/1時間
時間は受講者数により調整します。
興味のある方は、古楽研究会までお問い合わせください。
Tel:03-3530-6224
3月の東日本大震災チャリティ ワンコイン・コンサートのお知らせです。
大震災から間もなく3年が経とうとしています。その年の5月から毎月第3土曜日の午後、Space1Fで開催しているこのコンサートは、今月で第34回を迎えます。
出演はヴィオラ・ダ・ガンバ 奏者の櫻井茂氏です。ガンバだけの音色による1時間のコンサート:14時開演。皆様の思いを被災地へ!
詳細情報掲載ページ: www.space1f.com/charity20140315.html
日時:3月15日(土)14:00~15:00 @古楽研究会Space1F
東日本大震災チャリティ ワンコイン・コンサート#34
~ヴィオラ・ダ・ガンバ 独奏~
<演奏> 櫻井 茂(ヴィオラ・ダ・ガンバ )
<入場料> 500円(募金箱もあり)*すべて義援金として寄付します
<演奏曲>
De Machy 組曲ト長調
J.S.Bach 無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007 ほか
主催:古楽研究会 Origo et Practica 問合せ:TEL.03-3530-7280
詳細、会場案内はSpace1Fサイトから www.space1f.com/
今年も恒例のコンサート【名曲発見・オリゴの春ⅩⅨ】を3月6日(木)に開催します。
2014年は大バッハの次男カール・フィリップ・エマニュエル・バッハの生誕300年にあたることから、オリゴの春でもチェンバロと彼が愛したクラヴィコード2台による演奏で、その足跡をたどってみることにしました。
出演は加久間朋子と梶山希代。デュオの活動でバッハ家の鍵盤二重奏曲を網羅したCDをリリースしている二人の演奏で、カール・フィリップ・エマニュエル・バッハの多彩な鍵盤作品の数々をお愉しみください。
2014年 3月6日(木)
開場 18:30 開演 19:00
全自由席 前売3200円 当日3500円
会場 東京オペラシティ3階 近江楽堂
予約・お問い合わせは古楽研究会(03-3530-6224)または想楽舎(03-3530-7280)まで。
そして4月から3回連続でリコーダー・ワークショップを開催します。講師はリコーダー奏者の辺保陽一氏。【なかなか聞けない基礎テクニック講座2014】日程と各回のテーマは以下の通りです。第一回 4月19日(土) 腹式呼吸第二回 5月17日(土) 運指法と支え指第三回 6月21日(土) タンギング時間は各回17:00~19:00会場 古楽研究会受講料 各回3000円 三回通し8100円
こちらの予約も古楽研究会まで。皆様の参加をお待ちしています!
今年も早いもので師走。
皆様お元気にお過ごしですか?
この秋からオリゴ一階のSpace1Fにイタリアンチェンバロが置かれています。
これまで3階レッスン室に置かれていたこの楽器、先月開催された「オリゴの秋」を機にSpace1Fに移動しました。
このイタリアンはR.シュッツェ製作によるフェッリーニモデル(1695頃)、音域はC~d”です。製作年代は1965年、まさにオーセンティックな楽器製作が始まった頃に作られた歴史ある楽器といえます。これからSpace1Fでの催しの際に、この楽器の音色を聴ける機会も増えるでしょう。どうぞお楽しみに!そして新しい企画として、オリゴでは常設のバロックダンス講座を開設します。舞曲はバロック時代に器楽曲として様式化され、チェンバロを弾く人にとっても重要なレパートリーの一つです。メヌエットやガヴォット、クーラント等、ダンスのステップを体験してみることで、舞曲を弾く際のイメージやファンタジーがより膨らむのではないでしょうか?受講希望者が三人以上で開講、一回一時間半の講座で受講料は3000円です。現在の開講予定は月、火曜日の午前中ですが、今後の受講希望者の状況により他の時間帯の開設も検討中です。皆さん、一緒に踊りにいらっしゃいませんか?!詳細は古楽研究会(tel:03-3530-6224)までお問い合わせください。
九月になってもまだ残暑が厳しい日が続いていますが、オリゴでは秋のイヴェントの準備が進んでいます。
9/22は招待講師による講座、そして11/3は恒例の発表会と特別講座による「オリゴの秋」が開催されます。
皆様お誘い合わせの上、ご参加をお待ちしています!
◎招待講師による講座
『ヴェルクマイスターの音楽理論、音律と世界観』
日時 2013年 9月22日(日) 14:00~17:00
会場 古楽研究会 Space 1F
講師 藤原一弘(音楽学)
受講料 会員・賛助会員・会友 3000円 一般 3500円
◎オリゴの秋
日時 2013年 11月3日(日) 13:30~18:00
会場 古楽研究会 Space 1F
初・中級受講者による発表会 13:30開演 14:45終了予定 (入場無料)
特別講座 『ミュゼットによるレクチャーコンサート』 16:00~18:00 (15:30開場)
講師 上尾直毅(チェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコード、ミュゼット奏者)
受講料 会員・賛助会員・会友 2500円 一般 3000円
いずれもお問い合わせ・ご予約は古楽研究会事務局まで。 tel:03-3530-6224
日本におけるチェンバロでの古楽奏法のパイオニア鍋島元子と1974年創設された【古楽研究会Origo et Prctica】のホームページ