秋の催しのお知らせ『チェンバロ奏者の為の旋法入門講座』

古楽研究会の招待講師による講座が以下のように決まりました。
お知らせ致します。
2014桑形講座ol

『チェンバロ奏者の為の旋法入門講座』全2回
日時:9月13日(土)、10月4日(土) 14:00-16:00
場所:古楽研究会スペース1F
会費:2回通し 一般6,000円 / 会員・賛助会員・会友5,000円
(単発での受講は1回3,200円)
講師:桒形 亜樹子
お問合せ・申込 古楽研究会03-3530-6224 または origoetp@rk2.so-net.ne.jp まで
定員:各回30名 ご予約下さい

<講師からのレジュメ>
20世紀以降に生まれ、普通一般の音楽教育を受けた私達の耳は、意識せずに「長・短調」を基準に音列、音階を判断している事が多いのではないでしょうか。しかしヨーロッパのバロック以前の音楽を深く識るためには、旋法の概念を普通に持っていた作曲家達の耳に少しでも近づく事が必要です。数十年前に流行った(?!)フィクタを何もつけないほうが旋法っぽい、というような意見も実のところどうなのでしょうか?この講座では、まずは旋法の成り立ちのおさらいから始め、なるべく実践に結びつくように鍵盤曲例を多く取り上げ、皆さんと一緒に考える時間としたいと考えています。

講師プロフィール
東京藝術大学作曲科を経てデトモルト、シュトゥットガルト音大チェンバロ科卒。仏、セルジー国立地方音楽院等で教鞭を取る。パリ、ブリュージュ、ライプツィヒ国際コンクール上位入賞。現在東京藝術大学にて「古楽ソルフェージュ」担当、松本市音楽文化ホール講師。

AkikoKuwagata