C.アストローニオ レクチャー・コンサート&公開マスタークラス終了

クラウディオ・アストローニオ氏を迎えて二日間の催しが終了しました。
神戸と東京武蔵野市での連続公演の後、休み無しでの古楽研究会訪問でしたが、連日の疲れも見せず非常にエネルギッシュな演奏を披露してくださいました。

レッスンも素晴らしく、受講された皆さんにはとても刺激になったのではないかと思います。





レクチャーのテーマ、W.フリーデマン・バッハはアストローニオ氏にとって大バッハと共に彼の人生を変えた作曲家の一人だそうで、作品への強い共感が私達にも伝わってきました。

フリーデマンと父親である大バッハとの非常に密接な関係、対照的に独立心旺盛な次男カール・フィリップ・エマニュエル。

レクチャーで指摘された、バッハ・ファミリー内における兄弟と父親の関係性も大変興味深いものでした。

マスタークラス受講者の水準の高さにも、とても満足しておられた様子。

フリーデマン・バッハの鍵盤ソロ作品CDのリリースが待ち遠しいですね!!