オリゴの春終了しました

3月30日(土)、近江楽堂にて、古楽研究会恒例の春のコンサート「名曲発見・オリゴの春ⅩⅧ」を開催。
この日も気温は低め、肌寒い一日でしたが、予定時間ぴったりに楽器も搬入され、トラブルもなく無事終了しました。


今年はフレミッシュ2段鍵盤とイタリアン、2台のチェンバロを使用。
配置もこんな風にチェンバロの蓋を外して中央に2台を置き、周りを取り囲むように椅子を並べてみました。




近江楽堂で、このような配置を試したのは初めてですね。
天井高く立ち上った音が頭の上から降ってくるようで、とても心地のよい響きだったのは新発見です!

スヴェーリンクとフレスコバルディという二人の巨匠の音楽の対比も面白く、同時にルネッサンスの反動として興ったバロックの実験的でドラマティックな音楽・・・

色々な「対比」を味わえるのが、このコンサートシリーズの楽しさです。


さて、来年のテーマは何でしょう?
まだまだ発見されていない、様々な“美の対比”ができそうです。