創設者 鍋島元子プロフィール

鍋島元子

1958年、桐朋学園短大作曲科卒。72年、アムステルダム音楽院G.レオンハルトのもとでチェンバロ・ソリストディプロマ取得。F.ブリュッヘンやクイケン兄弟との交流で室内楽の研鑽を積み、西欧各地でソロ及び合奏に出演。

帰国後もジョイントまたはソロ演奏会、レコード録音、チェンバロ指導などのため渡欧。89年ブリュッセルでリサイタル(博物館提供のオリジナル・チェンバロ「クーシェ」使用)、アムステルダム古楽アカデミーで教える。

90年、ロサンゼルス、バークレーでリサイタル。インディアナ、ミシガン両大学の招聘で演奏会及び講座を行なう。92年、イタリア・ピストイア国際アカデミー、スペイン・サラゴサ音楽祭に出演。94年、オクスフォード、ロンドン(博物館オリジナル楽器使用)にてリサイタル。

98年にはハンブルク市の美術工芸博物館にて同館所蔵オリジナル楽器「Ch.ツェル」使用の演奏会を行なう。またフライブルク音楽院の招きで、特別集中講座を担当。国内では、チェンバロレパートリー全域に亘る連続演奏会の他、室内楽や協奏曲の出演を重ねる。

90年より、淡野弓子氏と共に「アンサンブル・カンターレ・スオナーレ」を主宰し、シリーズ「衝撃と安息のスペース」の企画と出演を99年まで継続。97年、リサイタル「深層の陰と陽」。

チェンバロ志願者を対象とする常設レッスンの場、古楽研究会 Origo et Practicaを74年に開設、多くの逸材を育てた。

99年、この研究会は25周年を迎え、現在故鍋島の遺志を受け継ぎ同会主要メンバーにより活動が続けられている。没するまで桐朋学園大学教授を務めた。

99年11月22日永眠。63才。

© 古楽研究会 Origo et Practica All rights reserved