C D ・ LP

鍋島元子 ディスコグラフィー

<CD1>

 

<CD1> <CD2>   <CD2> <CD3> <CD3> <CD4> <CD4> <CD5> <CD5>

CD:全5タイトル
LP:全2タイトル(1タイトルは完売しました)
好評発売中。

ジャケット写真の後に、CDの詳細があります。
スクロールしてご覧ください。

CD・LPは、古楽CD・LP取扱店のほか、古楽研究会でもお求めになれます。ご注文の際は、FaxまたはE-mailで、CDタイトル、枚数、氏名、住所、電話番号を明記のうえ、下記まで。折返し、支払い方法等を、担当よりご連絡いたします。古楽研究会関連催し会場や、教室、事務局でもお買上げいただけます。

古楽研究会事務局
TEL. 03-3530-6224   FAX. 03-3530-6265
E-mail. info@origoetp.gr.jp


<CD1>
鍋島元子チェンバロリサイタル『深層の陰と陽』
~チェンバロに託されたバロック芸術の風景~

content_8d47a82cd06840ce4f94d56622d5ab4ee893b7be

OPCD-001 2003年11月発売 2800円
古楽研究会自主製作盤
1997年4月4日(金)日本工業倶楽部にてのライヴ録音。鍋島自身による当日用プログラムを元にした詳細ブックレット付。

F. クープラン 第24オルドルより
「大殿様たち」「心を射る矢」「花飾り」「両棲類、両面性」
A. フォルクレ 「森の精」「ジュピター」
D. スカルラッティ  ソナータ K.508、K.548、K.542、K.543
J. S. バッハ パルティータ 第4番 BWV828

使用楽器:スコヴロネック1963年作
18世紀フレミッシュ2段鍵盤チェンバロ

—ブックレット文章からの抜粋—
「深層の陰と陽」と題されたチェンバロリサイタルが開催されたのは、今から6年ほど前の1997年。日本における古楽器演奏のパイオニア世代のひとり鍋島元子が、数年ぶりに行なったリサイタルである。プログラムはバロック期のチェンバロ音楽を語る上で欠かせない作曲家たちで構成され、とりわけ彼らの晩年に書かれた曲に焦点を当てたものであった。<中略>先生はその2年後に突然の病で足早に天に召されてしまったのである。この事をどこかで予感されていたのかもしれない。<中略>この演奏会で多くの聴衆が大変な感銘を受け、終演直後の鍋島に称賛の言葉、感想を述べようと長蛇の列が出来、会場は熱気に包まれ続けた。<中略>
この録音は、鍵盤から一番遠く離れた、私たちがよく楽器の「しっぽ」と呼ぶ部分から、少し離れた空間に置かれた花台の中に隠されたマイクによるもの。<中略>花達で音が多少さえぎられてはいるものの、思ったより良い状態の録音が残っていた。
今回はその音源を元にほんの少しだけ手を加えてこのCDを制作。亡くなられて今年で4年目。多くの方からの要望でのCD化であるが、あらためてその躍動的な熱い演奏と文章に触れ、パイオニア鍋島元子の足跡を、自らが1974年に創設した「古楽研究会」制作CDとしてまたひとつ世に出せる事は大変うれしいことである。(古楽研究会代表 加久間朋子)

<CD評>

●朝日新聞2003年11月26日文化総合ページ紹介文
チェンバロの鍋島さん 生前のライブCD自主制作
日本の古楽運動を率いたチェンバロ奏者の草分けで、99年に63歳で亡くなった鍋島元子さんが97年、日本で最後に開いたリサイタルのライブ録音が、CD「深層の陰と陽」=写真=として発売された。鍋島さん自身が創設した「古楽研究会」の自主制作盤だ。
世界的奏者のグスタフ・レオンハルトに学び、その後欧州各地で演奏家、研究家として活躍。日本でも、古楽運動が巻きおこる以前の70年代から企画公演を頻繁に開き、専門的なバロック音楽の解釈を一般に向けて分かりやすく講釈した。チェンバロの名教師としても知られ、鈴木雅明さんや曽根麻矢子さんら多くの演奏家を育てた。
CDの企画・制作を担当した古楽研究会の川合由美子さんは「バロックは単なるいやし系BGMではなく、骨太で波瀾に満ちた音楽家の魂の表現、と演奏が語りかけている」と語る。
●CDジャーナル2003年12月号
97年に行なわれた最後のリサイタルの記録録音テープからのCD。ミスタッチや会場ノイズもまったく気にならないレベルで楽器の素朴な音が堪能できるのは意外なほどだが、これも優れた演奏あってのことで、鍋島が一頭地抜けた存在であった事実の証明である。(田中成和)
●音楽現代2003年12月号
「今月の3枚のCD~バロック以前」紹介文
鍋島元子は我が国のチェンバロ演奏の草分けとして、桐朋学園大学で教鞭をとる他、古楽研究会を設立し、演奏・研究・教育に従事してきたが、99年に惜しまれつつ他界した。これはその死の2年前に行なわれたコンサートのライヴ録音である。ライナーノーツに掲載された自身の解説(当日のプログラム)によれば、選曲および演奏のコンセプトは、名器スコヴロネクのデュルケンに相応しい多様な地域の18世紀の音楽、そしてまた作曲家晩年(それは女史自身のことでもあろう)の心の深層風景に映し出された、古代中国の世界観「陰と陽」を模索するというもの。その演奏は弾き手の内面から湧出する激しいパッションに満ちていると同時に、「積み重なる問いが、長年親しんで十八世紀の作曲家の曲を弾くときの焦点となってきた」と自ら述べているように、知性と感性両面で、内的な欲求に導かれて生涯に渡り休むことなく活発な活動を続けてきた、女史の精神のありようを伝えている。録音は硬くて聴き辛いし、演奏も決して万全とはいえない。しかし、ここに投影された女史の音楽に対する姿勢は感動的ですらあるし、そこには豊饒な世界がひろがっている。【注目盤】(那須田務)

<CD2>
チェンバロ・バロック名曲選 Golden Age of Harpsichord Music
content_b311885abcae27db1cbb8ade5cbab0c370b9bad7【レコ芸2000年2月号・準特選CD】
PCDZ-1694/ハーモニー 2000年2月発売 定価3000円
同名LP(1978年録音、79年発売のCD化。チェンバロ音楽黄金期の珠玉の名曲集。ブックレットでは曲目ノート(演奏者自身による)ほかを当時のまま復刻。

J. Ph. ラモー     クラヴサン曲集(1724)より
アルマンド、鳥のさえずり、リゴードン、ロンド形式のミュゼット、タンブ       ーラン
F. クープラン プレリュード第7番
クラヴサン第2巻(1717)より
刈り入れ、優しい恋わずらい、神秘の障壁、牧歌、羽虫
J. S. バッハ
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調
アンナ・マグダレーナ・バッハの為のクラヴィア小曲集より
メヌエット ニ短調・変ロ長調・ト長調、ポロネーズ、マーチ、他
平均律クラヴィア曲集第1巻より
プレリュード ハ長調
音楽の捧げ物より
三声のリチェルカーレ

<CD3>
鍋島元子チェンバロ・ラスト・リサイタル Cembalo Last Recital
content_ffaaf4d54cfb564abc3c9ba5fa912202400e5b2bPCDZ-1725/ハーモニー 2000年5月発売 定価3000円
追悼盤CD。1999年8月18日、ドイツ・ミュールハウゼンにおける生前最後のリサイタルライヴ。
病気をおして一時退院という状況での渡欧そして演奏。手持ちのカセットテープ録音には、信じ難いほどの生命力溢れる演奏が残されていた。曲目解説(山下道子/音楽学)、ドイツ紙演奏評を盛り込んだブックレット付 。

G. ド・マック  ガリアルダ
G. サルヴァトーレ  第1旋法のトッカータ へ長調
G. フレスコバルディ パッサ・フィアメンガによるカプリッチョ
M. ヴェックマン   トッカータ ホ長調・イ調
J. K. ケルル  パッサカーリャ ニ調
J. J. フローベルガー  組曲 イ短調
メランコリを晴らすためにロンドンで作られたプラント、ジーグ、クー ラント、サラバンド
J. パッヘルベル  チャッコーナ ハ長調
J. S. バッハ  組曲ホ短調 BWV996
G. F. ヘンデル  組曲ホ短調より アルマンド

<CD4>
バッハとその先駆者たち
content_704a3eb64a4eb119734b001462dc5ddd038e09d1CICD-920283/ Discover Internationalベルギー盤 1991年録音、95年発売 定価2800円
フランス、オランダ、イギリス、イタリアからの影響を跡づけ、さらに、ライプツィッヒ聖トマス教会合唱長クーナウ(バッハの前任者)の作品と、バッハの作品の対比を聴かせる、という構成。
解説書の日本語訳(演奏者監訳、古楽研究会発行)付。

G. ベーム 組曲第2番ニ長調
J. J. フローベルガー 組曲ト短調
トッカータ ヘ長調
H. シャイデマン ガイアルダ ニ調
M. シルト 涙のパヴァーヌ
J. K. ケルル パッサカーリャ ニ短調
J. クーナウ 聖書ソナタ 第4番 ハ短調
J. S. バッハ プレリュード、フーガ、アレグロ 変ホ長調 BVW998

<CD5>
ロココの時代と革命前夜の音楽
content_b4d0910d839c4a85f88f44c03ab90279a18abac1SBCD-7000/ Discover Internationalベルギー盤 1987年録音、89年発売 定価3000円
チェンバロ音楽の最盛期後半(バロック後半~ロココの時代)を代表するF.クープランとD.スカルラッティ、そしてロココ後半~前古典時代へのチェンバロ音楽最後期を代表するA.-L. クープランとA.ソレル。これら4人の持つお互いの関係をふまえ、その様式・性格の共通性や対比を浮き彫りにする。演奏者自身によるフランス語解説書の日本語訳(演奏者訳、古楽研究会発行) 付。

F.クープラン 第12オルドルより
幻影を見るひと、神秘的、モンフランベール、勝ち誇るミューズ、
漂う影
A-L. クープラン
優しい感情  クーラント ”ラ・ド・クロワシィ”
D. スカルラッティ
ソナタ ニ短調 K.119
ソナタ ホ長調 K.216
ソナタ イ長調 K.208
ソナタ イ長調 K.209
A. ソレル
ソナタ ハ長調
ファンダンゴ

<LP1> 完売しました
ランパル=ラリュー デュオリサイタル
Jean-Pierre Rampal,Maxence Larrieu/Quatre Sonates pour Deux Flutes

OX-7006-ND/日本コロンビア 定価2500円
1973年録音、75年発売
C. P. E. バッハ
トリオソナタ ニ短調
トリオソナタ ホ長調
G. Ph.  テレマン  トリオソナタ ホ短調
J. S. バッハ  トリオソナタ ト長調

<LP2>
チェンバロ・バロック名曲選 Golden Age of Harpsichord Music

TA-60096/東芝EMI 定価2000円
1978年録音、79年発売、2000年CD化発売の原盤LP。
収録曲はCDと同様。曲目ノートと演奏趣 旨(演奏者自身による)のほか、演奏家論(松本彰/音楽評論家)、歴史チェンバロについて(柴田雄康/チェンバロ製作者)などの解説付。

© 古楽研究会 Origo et Practica All rights reserved